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上手な説明の仕方とは
家族は口をそろえて、とてもわかりやすく説明してくださる先生だと言っていました。
今日 診察していただいて 家族がそのように言うのに納得しました。
「どういう病気と予測され、それはどういう原因によって生じており、それによりこういう症状が出ている」ということをたいへん明瞭にお話くださいました。
どこから話を開始すれば相手に理解可能かということを踏まえた説明で、またお話の際の口調もとても柔和で、言葉がすーっと耳に入ってきます。さらに関連症状についても触れていただき、自分が以前から抱えていた疑問まで一発で理解できました。
自分も仕事上では常日頃から説明の仕方にかなり気をつかっているつもりですが、果たしてどの程度相談者の方に納得してもらえているのかはなかなか分からないこともあります。
あぁ、このようなお話の仕方をするとこんなにもすんなり耳に残るものかと今日はいい勉強でした。
もっと早く行ったらよかった。。。
再びトミカ博へ
昨年に続き、またまたトミカ博へ行ってきました。
去年は鯖江市のサンドームでしたが、今度は金沢。
わざわざ金沢まで行くとは、もはや子供が行きたいのか自分が行きたいのかわからない…
ま、それはさておき、金沢の会場は人が多い!!
会場に入ったとたん、まるで東京か大阪のスクランブル交差点のような人の数にびっくりしました。
会場では前回同様、いろんなイベントが行われていて、これまた前回同様、トミカ組立工場に行きました。
トミカ組立工場とは、自分の好きな車種で自分の好きな色のパーツを選ぶと、お兄さんがそれを組み立ててトミカの完成車にしてくれるというものです。
しかし人が多くて45分待ち。しかもわが子の選んだ車種(トヨタのプリウス)は人気があるのか60分待ち(^_^;)
ポルシェ911(それでも40分待ち(-"-))のほうがかっこいいぞー、なんて言ってみたけれどまったく浮気する様子もなく、プリウスのほうしか見ていなかったため、やむなく60分の行列に並びました。
でもまあ、「うれしー」と連呼しているのを見ると並んでよかったな。
会場にいた時間のほとんどが行列待ちという、不思議なイベントでした。
成年後見人による横領事件の数の多さには驚かずにいられない
成年後見制度を利用すると、認知症の高齢者や精神障害者の方に成年後見人がつきます。
成年後見人は本人の財産を本人に代わって管理していくのですが、なにせ本人は既に判断能力を失っているか、極めてそれに近い状態。こんな状況のもと、本人の財産を自分のために勝手に使い込んでしまう事件が頻発しています。
最高裁判所の調査によれば、こういった着服事件は2010年6月からの10か月間で182件、金額にしてな、な、なんと18億3000万円!!
最近、新聞見てても なにげに社会欄の隅っこ辺りに、成年後見人による着服事件の記事をよく見るよなー、とは思っていたけれど、これほどとは...。
10か月(つまり約300日)で182件ってことは2日に1件以上発覚してるってことじゃないですか。そして18億3000万円を単純に事件数の182で割っても1件あたり1000万円を超える。
横領金額が単純平均で1事件あたり1000万円超って...、銀行の休眠口座も毎年800億から900億発生してるっていうし、日本ってつくづく豊かで金持ちな国なんだなー。国家はお金ないけど、日本全体ではカネ余りってのはほんとなのね...、などと感心してる場合ではない。
これは危機的な状況といわねばならないです。しかもこれは判明分だけの数字です。
おそらく、親族が成年後見人になったケースでの横領事件においては、かなりの割合で、横領との認識がないまま金銭が使い込まれているものと思われます。そりゃそうですよね、家族のお金を家族のために使うことは日常よくある光景で、それが成年後見人になったとたん、横領となるわけですから。まずはこの認識を持たないことには横領事件などなくなるはずはないと思います。
かねてからこの問題をどう防ぐかが課題となっていたけれど、管理監督する裁判所のほうも慢性的に人手不足な状況のようです。
日本は高齢化がますます進むとともに、成年後見制度の利用率も諸外国に比べて低い現状においては、今後ますます制度の利用件数が増えていくことは言を待ちません。
世界最速で高齢化が進んでいるこの国は、こういった問題を含めあらゆる分野で高齢化による未知の問題とまっさきに向き合わねばならないわけで、国民全体で議論していくことが欠かせない時期に既に入っているのでしょう。
成年後見人となったあとの行動規範に対する認識がもっと一般的に広まらないとなかなか問題は解決しないのではないかと思いますね。
今年もサラリーマン川柳の季節になった
見てると例年のようにひとり笑いしてしまうなあ。
さすがに27,000句あまりのなかから選ばれただけあって、うまく世間や会社・家庭を風刺しているなあと感心します。
こういうのは毎年のはやり言葉なんかを敏感にとらえて会社や家庭の出来事にぶつけたり、自虐的に句のなかに取り込むと面白くなるんでしょうね。
そうはいってもなかなかうまいこと出てくるもんではありません。
ずっとこればっか考えてるわけにもいかないし、ちょっとしたときのひらめきから浮かぶものでしょう。
このなかからベスト10を選ぶのはなかなかたいへんだぞ。
どれに投票しよっかな…
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html
新年明けましておめでとうございます
年末年始もあっという間に終わりましたね。
年末は年賀状書いて掃除用品を買いに行って、31日には一応大掃除をして、どうにか年越しそばを食べることができました。
いまさら言うまでもなく、去年は大きな出来事がいくつもありました。
自分の家でそばを食べていることがどれほどありがたいことなのかを考えさせられたのは僕だけではないでしょう。
今日からはまた新しい年が本格的に動き出します。
始まってしまうと毎日の慌ただしさのなかでついつい目の前にある事柄にだけ目がいってしまいがちになりますが、うまく走るにはちょっと遠くを見ながら走らないとうまく走れませんから、少し顔をあげながらまた一年がんばりましょう。
今年もよろしくお願いいたします。