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遺品整理

2010-07-30
先日、「遺品整理」を行っていらっしゃる会社の方とお話をする機会がありました。
「遺品整理」・・・私はこれまで、そういったお仕事があること自体を恥ずかしながら知りませんでした。

息子さんが福井を離れて都会で生活していて、親だけが実家のほうに残っていたりすると、親が亡くなられたあと、息子さんがもどって遺品の整理をするというのはなかなか困難であるというケースも多いようです。
また、アパートで独り暮らしのご老人の孤独死というようなケースでも遺品整理業の方が対応されるようで、実際にそういうケースも時折りあるそうです。

仏壇仏具、故人が大切にされていた品物などは供養したうえで処分されるそうです。
取り扱う物が「遺品」であり、故人や遺族の感情がこめられている品物ですから、単に捨てれば済むというだけのものばかりではなく、そういった意味では感情に配慮したデリケートな扱いというのも求められるのでしょうね。
そういう部分への気遣いというのも依頼者にとっては重要なことだと思います。

こういったことでお困りの方は是非お問合せされてみたららいかがでしょうか。

南アフリカの父へ

2010-06-20
南アフリカの父へ

お父さん、元気ですか。
ごはん、ちゃんと食べてますか?ちゃんと眠れていますか?
お父さんが岡田監督として難しい顔している姿、毎日テレビで見ています。
たいへんな時が続きますね。
日本中の夢や期待を背負ったチームの監督として
ピッチに立っているお父さん。
私には想像もつかないようなプレッシャーと闘っているお父さん。
この間の試合の後、ますます厳しい顔をしているのを見て、
お父さんらしいと思いました。
お父さんが誰よりも真剣に、サッカーを考えていること。
サッカーを愛していること。
そして、覚悟を持って仕事をしていること。
私は知っています。だから、信じています。
今日はいよいよオランダ戦ですね。
南アフリカのお父さんに、私たち家族ができることは少ないけれど
精一杯、応援しています。

いつもありがとう。
お父さんは、私の誇りです。
娘より

仕事でがんばるすべてのお父さんへ
6.20 Father's Day
(H22.6.19 日本経済新聞より)

日経新聞にこんな広告がありました。

ワールドカップが始まる前、そして始まってから・・・
先日からずっと思っていたことがあります。
岡田監督や、WBCベースボールでの原監督など、一国の代表を率いて海外へ向かう人やその家族の方々のプレッシャーというのはどれほどのものなんだろう。
今回の岡田監督もそうだが、ちょっとでも不安な要素があればマスコミや世論に容赦なくたたかれる。結果が全てであり、結果を出すまではほんの少しも気を抜いた言動はできない。
そしてマスコミや世論というのは少し風向きが変われば正反対のことを言い出す。

おそらくこういったことを痛いほどわかっておられることの証しなのでしょうが、岡田監督が口元を緩めた表情というのはほとんどありません。
先日どこかの記事にも書かれていましたが、ワールドカップ日本代表監督を日本人として務めたのは岡田監督ただ一人であり、その意味で岡田監督以外のどの日本人にもその重圧はわからないわけです。
人間不信にもなるでしょうし、おそろしいほどの重圧から自分を見失わないようにする術を常に持っていなければなりません。そしてこれは監督本人の家族にとってもまた同様であります。

批判するのは簡単です。見ている側には、最近はインターネットという批判の場が与えられ、顔が見えないその場においては批判はどんどん過激な方向へ向かいます。
このような環境下においては、率いる立場の人はさらに厳しい重圧を課されることとなります。

もちろん批判勢力がないと緊張感も生まれませんから、批判する人も必要なのですが、監督本人だけではなく、家族の方も大変なプレッシャーを受けていることは想像に難くありません。
それでもお互いに一人ではないと思うからこそ、その重圧もはねのけられるのだと思います。上の広告の文面は父の日の広告ということで掲載されたものですが、僕にはほかのどんな文章よりもこれらのことが物語られていると思われました。

遠い海外へこの娘さんのメッセージはきっと伝わっていると思います。
監督、選手いずれも、他の人よりも代表として秀でたものがあるからこそ この人たちが選ばれたわけで、帰国の際は胸をはって戻ってきてほしいと思いますよね。

ローマ人の物語

2010-05-21
を読んでます。ハードカバーは値が高いので文庫本ですが。塩野七生著・新潮文庫より。
かなり面白いと思います。

古代・中世・近代、洋の東西を問わず、もともと歴史が好きでして、歴史は中学でも高校でも習いますが、この本は学校で習う歴史とは違った歴史の面白さを教えてくれる本だと思います。

どう違うのかって言われると・・・読んだらわかりますという返事になってしまいますが(笑)、年表や出来事を覚えるのでは見えてこないものがこの本を読むことで非常によく見えてくると思います。
歴史を学ぶというのはこういうことか、といった感じで。
2,000年以上先の昔から人の考えることや行動というのは本当に今に通じるものがたくさんあることを実感します。

最近は時間の関係で読むペースがかなり落ちてきてますので、最後まで読み終わるのはいつかな、という感じなのですが(かなり長編です)、これだけ長編の本を途中ブランクが発生しながらも途絶えずにここまで読み続けたのはいままでで初めてなので自分でも驚いているくらいです。

こういう本を読んでから現地に行くと大変有意義ですごく深くその場所を見れるだろうなー、と思いますね。
現地になんてなかなか行けるもんではありませんので、現地に行くかどうかは別として、歴史の好きな方には是非おすすめします。

歴史ある建物の趣

2010-04-21
先日、ある用事のついでに越前市内にある武生公会堂記念館に入ってきました。

武生公会堂記念館の建物は、旧武生町公開堂として、かつて府中の藩校であった「立教館」があった場所に建てられたそうです。この立教館というのは江戸時代後期の藩校開設の機運をうけて地元の商人が私財を投じるなどして設立された藩校で、後に帝国大学(現在の東京大学)の初代総長になった渡邉洪基もこの立教館の出身だそうです。

中に入ると、昭和初期の貴賓室というのも再現されており、また別の部屋では上述の越前市の偉人たちについての紹介もなされています。
この建物に入ったのはかなり幼いころを除いては今回が初めてです。僕は歴史が好きなもんで、こんな空間が身近にあったのだなぁと思い、閉館間際の時間帯だったのですが貴賓室なんかはかなり見入ってしまいました。

敦賀の赤レンガ倉庫や勝山の旧木下家宅など、福井でも歴史のある建物の保存が話題となっていますし、ドラマ「不毛地帯」で撮影に使われた富山の「富山電気ビル」も戦前の建物として人気になっているようです。

時間が経てば当時を知る人間というのは当然ながら少なくなり、語り継いでいくことがだんだん難しくなるものです。実際には耐震の問題などもあるのでしょうが、せめてこういった貴重な建物はできるだけ残してほしいなあとあらためて思いました。

チャリンコ営業

2010-04-07
今日、ある営業の方が事務所へ来られました。以前からお付き合いのある会社の方なのですが、車の音がしなかったので、ハテ?と思って玄関の戸の向こうを見ると自転車が一台。そして目の前には息ゼーゼーの営業マン。
もしや、ここまで自転車で!? と思ったらそのとおりでした。

今日は4月に入ったのに昨日とはうってかわって なかなかに冷たい風が吹いてます。
この向かい風のなかウチのような街はずれの田舎まで!! まあ昨日くらい暖かかったら逆に暑くて汗まみれになるでしょうから、今日くらいがちょうどいいのかもしれませんが。

これから、ハァハァ、またいくつか、ハァハァ、顧客の事業所をまわって、ハァハァ、営業所まで帰ります、ハァハァ・・・とおっしゃっていました。

営業所って、あそこですよねぇ。ここから何キロあるんだろ・・・、と思いながらも、この寒さの中をここまで自転車を漕いで来られたことに感動に近い感覚を覚えました。

僕も最近 足が弱くなったのを痛烈に自覚しているもんで(昨年の地区の運動会では肉離れ。大昔は陸上部だったのに)、自転車での移動を取り入れようかと思っていたところでした。是非この気合いをほんの少しだけ分けてもらって、自分も取り組んでみようと思うきっかけになりました。
環境にも優しくなれそうですしね。
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